公益社団法人

広島県パラスポーツ協会

日頃より県パラスポーツの推進事業にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
　当協会は平成28年に県内のパラスポーツを統括する団体とし設立されて以来、今日まで、県民の皆様からのご支援と、県と市町との連携によってパラスポーツの振興を図って参りました。
当協会においては、障害の有無にかかわらず、誰もが参画し楽しむことで、パラスポーツの認知を高め、スポーツを通じて多様性が尊重される共生社会（インクルーシブ社会）の実現を目指しています。パラスポーツ体験会等の普及啓発、パラスポーツ用具の貸し出し、ボランティアや指導者の育成、全国障害者スポーツ大会事業等の道具・場所・機会の提供に取り組んでおります。
　令和5年度から新たな事業として日本初の「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島」を誕生させました。県内を4つの地区にわけ、4年に一回の持ち回りで毎年開催されます。このフェスタはパラスポーツを通じて、競争でなく、相手を尊敬してお互いを認め合い、自分の命を輝かせて、スポーツを楽しむ。それが新しい時代、共生社会を作ります。
　多様性を認め合う「新しいスポーツの力」で、人々に勇気や夢を与え、新しい時代を切り拓き、国際平和祈念都市広島を力強くします。
　今後もより一層県民の皆様に信頼され、支えていただける協会となるべく、日々精進して参ります。
　引き続き、ご理解ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

　公益社団法人広島県パラスポーツ協会が、平成28年１月に、県内のパラスポーツの統括組織である広島県障害者スポーツ協会（平成30年４月に一般社団法人化、令和４年４月から公益社団法人化し、「広島県パラスポーツ協会」に名称変更）として設立され、８年以上がたちました。
 　この間、障害の有無にかかわらず、誰もが参画し楽しむことで、パラスポーツの認知を高め、スポーツを通じて多様性が尊重される共生社会（インクルーシブ）の実現を目指して事業や施策に取り組まれ、多くの県民に親しまれる協会に発展されましたことは、ひとえに山根会長を始めとした、御関係の皆様の御尽力によるものであり、心から敬意を表します。
　 さて、東京 2020 パラリンピック競技大会や、県内でも、2022 ハンザクラスワールド（令和４年１０月開催）、スペシャルオリンピックス 2022 広島（令和４年 11 月開催）などのパラスポーツ国際大会等が開催され、パラスポーツへの関心が高まりつつあります。
　県では、貴協会と連携を図りながら、３つの施策①「普及啓発・認知向上」、②「場の充実・機会の確保」、③「競技力向上」を有機的、連続的に結び付け、「支える土台づくり」を中心にパラスポーツの振興に取り組んでいるところです。
　これらの施策の起爆剤として、貴協会が中心となり、障害の有無にかかわらず、誰もが参画し、楽しめる「インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島」を開催することとし、初開催の令和５年度には、東広島運動公園を中心に７市町 16 競技が開催され、体験会参加者、スタッフ、観客を含め計 3,000 名の参加がありました。
　これらの高まった機運醸成を一過性のものとせず、更に広く浸透するよう、貴協会と連携を図りながら、スポーツに触れる場や地域に広く展開することを通じ、多様な主体である市町、企業、競技団体、ボランティア等とも連携し、共生社会の実現を図ってまいります。
　終わりに、貴協会のますますの御発展を祈念いたしますとともに、御関係の皆様方におかれましては、本県のパラスポーツの振興のために、引き続き、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。